人財育成の極意2|自分を知る・相手を知る
自分を知る方法
僕が店長を育成する時に必ずやっていたことが
「自分を知るためのワーク」です。
まずは人を教える前に、自分を知ることが大事だということを伝えた後にこのワークをやってもらいます。
【ワーク1】
自分の強みや得意なことを10個書き出す
【ワーク2】
自分の弱みや苦手なことを10個書き出す
【ワーク3】
自分の弱みや苦手をポジティブに変換する
この3つのワークをしてもらい、自分の得意や強みがたくさんあることを知ってもらいます。
大体の人がポジティブなことを書けません。
多くて3〜5くらいが平均値。
だけど、ネガティブなことはたくさん出てくるんですよ。
それを変換することで、自分のポジティブ要素が急にたくさん増えることになります。
だけど、なかなか人はそう簡単に変われるものではない、という強い思い込みがありますよね。
だから、僕が育成する時には必ず全ての強みを何か伝えるときに、入れながら話をするようにしています。
しかも、強調しながら繰り返し何度も何度も伝えます。
これは、自分のことを見てくれている評価をしてくれている、ということにつながるのでとても有効な手段です。
ぜひ、あなた自身も自分のことをやってみてくださいね!
人に興味を持つ
次のステップとして「人に興味を持つ」ことが重要になってきます。
育成は一方的に進めても意味がないのは分かりますよね。
ちなみに、なぜだか分かりますか?
答えは簡単で、やるのはトレーニー側だからです。
家庭で言えば、お子さん自身だからです。
ましてや、自分の言いたことを言うだけ、自分の感情の赴くままに言い放つだけ、これは最悪なことだと分かってきましたよ。
では、どうすれば良いか?
それが相手に「興味を持つ」ということです。
興味を持って、どうしたら喜ぶのか、どう言うことが苦手なのかと言う本人の本質を見向くことです。
もちろん、パーソナル対応になるのですべてを1人でやることは大変です。
だけど、自分のチームですよね?自分の店舗ですよね?
だったらやったほうがいいですよね。
しかも、そのさきを見据えた育成やシステムを作っているのであれば、あなたがいなくてもできるようになります。
そこまでは、しっかりと伴奏をしてあげることだし興味関心を持って接することがマストです。
これをしっかりとやるからこそ、適材適所が明確になり効果的に配置できますし、みんなにとっての利益を提供できるので常に人財活用ができている状態でみんなのモチベーションの高さをキープできます。
だからこそ、相手に興味を持つことが実に大切なポイントになるということです。
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