牛蒡(ごぼう)と人参(にんじん)のキンピラ
きんぴらって何でしょうか?
そもそも、キンピラ(金平)とは何かご存じですか?
「きんぴらごぼう」の略称で基本的には、ゴボウを油で炒め
砂糖、醤油、酒で調味して煮詰めたもので、仕上げに唐辛子で
辛みを付けます。
そして、名前の由来はピリリとした辛みを、江戸時代初期に
流行した金平浄瑠璃の主人公・金平の剛勇さになぞらえたもの、
と言われています。
現代では、ゴボウだけではなく根菜類を中心にいろんなバリエーション
で作られるのが一般的になっています。
例えば、人参や蓮根、ウド、白滝などなど。
今回は時短レシピなので、業務スーパーで販売している冷凍の
ゴボウとニンジンを使用した10分以内で仕上げるレシピをご紹介します。
材料の一覧
- ゴボウとニンジン(業務スーパーの冷凍野菜):○○g
- 砂糖:○○g
- 醤油:○○g
- 本みりん:○○g
- 酒:○○g
- 胡麻油(焙煎):○○g
- 煎り胡麻:適量
(お好みで)
・一味唐辛子/七味唐辛子:好きなだけ
・塩(塩気が欲しい場合):適量
・醤油(香りが欲しい場合):適量
それでは一緒に作りましょう!
- 砂糖○○g、(濃口)醤油○○g、本みりん○○g、(料理)酒○○gを ボールに入れて良く混ぜ和せておく
- フライパンに袋から出したゴボウとニンジンをそのまま300g投入。
胡麻油(なければサラダ油でも良い)を10g回しかけ、中火にかけ蓋をする。
*香りづけのためにも、できれば胡麻油を使うことをオススメします - 3分後、①を入れて全体をからませ、再び蓋をする
*中火のままで良い。 - 3分後、蓋を開け、水分を飛ばしながら煮汁を詰めていく
*ここで汁の味見をする。
*味が薄いと感じたら、醤油または塩を1~3g、少しずつ入れてみる。
*塩味は必ず少しずつ入れること。味が濃くなると手直しできないため。 - 2分後、味が決まれば仕上げに入る
- 火を止め、胡麻を適量ふりかけて完成。
*お子さんなど辛みが苦手な方がいる場合は、これで完成。
*小皿に取り分けてから、一味唐辛子や七味唐辛子を振りかけて
辛みをお好みで調整する。
ポイントのおさらい
今回のポイントは3つです。
1つ目は、胡麻油を使うことです。
胡麻油の香ばしさを入れることで、風味が増して美味しくなります。
2つ目は、辛みはあえてつけない、ということです。
子どもがいると味付け、特に辛みをどうするかは悩みどころですよね。
カレーだと子どもは甘口希望で、大人は中辛が希望など(笑)
ということで、子どもに合わせ辛みは付けず、食べるときに辛みを
アレンジできるようにしました。
3つ目は、蓋を多用することです。
蓋をすることで火の入りムラをなくし、短時間で火が入り、そして
味も染み込みやすくするためです。
いかがでしたか?
冷凍野菜を使うことで手間が省け、かなりの時短になりますし、味も
染み込みやすいので短時間で味を含ませることもできますよ!
また、他の野菜でも同じように作ることが出来ますので、季節ごとに
旬のものを使うのもいいですね。
このレシピで
「あなたが少しでも楽になること」
「あなたの大切な人が笑顔になること」
「あなたもあなたの大切な人も健康になること」
心から祈ってます!
小中学生の子ども3人のいる家族5人の分量です。
ごぼうと人参は業務スーパーの冷凍野菜です。