けんちん汁 ~味噌版~
正式なスタイルってなに?
「けんちん汁」の正式なスタイルって知ってますか?
そもそも、そんなことを考えたこともないし、興味すらないですよね?(笑)
とはいえ、日本人なので少しは知っていても損はないはず!ということで、続けますが、
本来は「けんちん地」と言われる、人参やごぼう、キクラゲやタケノコなどを細切りにし油で炒め、その中に水気をしぼって崩した豆腐を入れてさらに炒めたものを使います。
そして、味付けはしょうゆ、塩で調味します。
やっぱり、ややこしいですね(笑)
ということで、難しいことは抜きにして、けんちん汁を作りましょう!
ちなみに今回ご紹介するレシピは醤油ではなく「味噌」で作ります。
これは味が決まりやすく、食べなれた味になるためです。
醤油バージョンは、別途ご紹介しますね!
材料の一覧
- 人参:30g
- 大根:50g
- ごぼう:40g
- ねぎ:1/2本
- 木綿豆腐:150g
- しいたけ:4枚
- こんにゃく:1/4枚
- 里芋:2個
- 油揚げ:1枚
- ごま油:大さじ1
- 水:600ml
- だしパック:1袋
- 味噌:30~40g
※材料に関しては、豆腐と根菜が入っていれば良いです。
※とくに、人参とごぼうがあればベストです。
それでは一緒に作りましょう!
- 大根、にんじんはいちょう切りにする
- ねぎは斜めに切る
- ごぼうはよく洗って、斜め切りして水にさらす
- 里芋は皮をむいて半月切りにする
- 椎茸は軸を取って4つ切りにする
- 豆腐、こんにゃくを一口大にし、油揚げは縦長に半分にしてから細切りにし、
お湯を沸かしたとこにすべて入れて、完全に沸いたらざるに上げておく
※下ごしらえはここまで! - 鍋にごま油を入れて強火にかけ、人参・大根・ごぼう・里芋・こんにゃくを入れて
油を絡ませるように炒めていく - 味噌以外の材料を入れ蓋をし、沸騰したら弱火にして10分煮込む
- 味噌を溶き入れて、沸騰の直前に火を止めて完成
ポイントのおさらい
今回のポイントは2つ。
1つめは、下ごしらえをしっかりすることです。
・ゴボウのあく抜きとして水にしっかりさらす。
・豆腐は事前に湯がくことで余分な水分を抜く。
・こんにゃくも事前に湯がくことで臭みを飛ばす。
※こんにゃくの臭みの原因は「アク」です。
・油揚げの余分な油を抜くためにお湯に通す。
この下ごしらえをすることで、とても上品な味に仕上がりますので、あなたの大切な人を思って、是非ともしっかりと行うようにしてください。
2つめは、胡麻油で食財をしっかりと炒めることです。
これをすることで、野菜に旨味を足すことができ、仕上がりにコクが生まれます。
ただ、炒めすぎると野菜の食感が悪くなったり焦げるとその臭いが汁に残ってしまうので、さっとごま油を野菜に絡める程度にしてください。
いかがでしたか?
今回はみそ仕立てでご紹介しました。
根菜を胡麻油で炒め、豆腐を入れてみそ仕立てにすれば、けんちん汁です!(本当は醤油ね)
ということで、難しく考えず、根菜と豆腐が冷蔵庫にあれば作ってみてください。
精進料理でもあるので、栄養価も高くヘルシーですよ!
このレシピで
「あなたが少しでも楽になること」
「あなたの大切な人が笑顔になること」
「あなたもあなたの大切な人も健康になること」
心から祈ってます!
小中学生3人の子どもがいる5人家族の分量です