風呂吹き大根
これさえできれば幅が広がります!
どうも!プロの料理人かじけんです!
今回は和食の定番である「風呂吹き大根」を紹介します!
大根が一番美味しくなる秋から冬にかけては、気温も下がり温かいものが食べたくなりますよね。
そんな時に活躍してくれる大根ですが、1本まるまる買うと意外と使えきれない、という悩みをよく聞きます。あなたもその1人ですか?
とはいえ、大根は意外と万能なので、カメレオンのようにいろんな味に変化できるので、調理法させ知っていると1本はあっという間になくなります。
そして、今回お伝えする風呂吹き大根は、とても基本的なことをベースにしているので、応用してもらえるとレパートリーが格段にあがります。
ということで早速作っていきましょう!
材料の一覧
・大根:輪切り5切れ(厚さ3cm)
・出汁パック:1袋
・(昆布:1枚)※あればで良いです。
・酒:大さじ2
・塩:小さじ1
・醤油:大さじ1
<練り味噌>
・味噌:100g
・みりん:
・酒:
・砂糖:
【以下は2人前の分量です】
それでは一緒に作りましょう!
1.大根を3cmの厚さの輪切りにして皮をむく
※大根の真ん中に十字に切り込みを入れる(半分くらいまで)
2.鍋に大根と水をひたひたに入れて火をつける
3.大根が半透明になるまで茹で続ける
※15分くらい
4.大根の真ん中まで半透明になってきたらザルにあげて冷ます
5.別の鍋に出汁を沸かし、酒・塩・醤油を入れて沸騰させる
※出汁は、水750mlと出汁パックで事前につくっておく
※中火で沸騰したら弱火にして5分
6.冷ましておいた大根を煮汁の中に入れて煮ていく
※蓋をする
※沸騰したら弱火にして10分
※10分後火を止めてそのまま放置
7.練り味噌をつくる
※鍋に味噌と酒、みりん、砂糖を入れてよく混ぜ合わせる
※その後、火をつける
※弱火で練っていく(木べらを使う)
※表面がぷくぷくしてきたら、火を止めてさらに1分練って完成
8.器に大根を盛り付け、その上に味噌をのせて完成
※柚子があれば、柚子皮をのせるとなお良し!
ポイントのおさらい
今回のポイントは4つ。
1つめは、大根の下ごしらえ。
大根の皮は厚みがあるので、食感が気になるのであれば厚めにむいてください。ただ、もったいないので、ピーラーでむく程度でも問題は全くありませんし、我が家ではそのようにしています
2つめは、大根を茹でるとき1度目に半透明になるほどしっかりと茹でること。
こうすることで、味を含ませるときに短時間で済みます。これは、大根の含ませ料理すべてに共通することですので、しっかりと覚えておいてくださいね!
3つめは、練り味噌の作り方。
今回は時短と言うこともあり、簡易的な作り方をご紹介しています。また、普段の味噌汁用に使っている味噌を想定しているものですので、この作り方で十分だと思います。
ただ、味噌を練るときに「へら」を使いますが、ここでゴムベラを使用していも良いのですが、ものによっては熱に弱く溶ける可能性があるので、あえて「木べら」と書いています。不安がある場合は木べらの使用をおすすめします。
それと、味噌を強火で練ると気泡が破裂したときに、味噌が飛び散ります。これ、腕や顔にまで跳ねることがあり、直撃するとすごく熱いので気を付けてください。そのためにも、弱火で練るようにしてくださいね!
いかがでしたか?
今回の大根を茹でるとこまでは、煮魚や角煮、その他肉料理やおでんなど、副菜として大根を一緒に煮込む前の下処理としてすべてに応用できます。これをするのと、しないのとでは大根への味の染み込み方がまったく変わるので、ぜひ覚えておいてください。
また、練り味噌は一度作っておくと日持ちがしますので、こんにゃく田楽やいも田楽などにも使えますし、おにぎりに塗って焼きおにぎりにしても美味しいですよ!
このレシピで
「あなたが少しでも楽になること」
「あなたの大切な人が笑顔になること」
「みんなが健康になること」
心から祈ってます!
小中学生3人の子どもがいる5人家族の分量です